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2010年 03月 16日
謝依旻(しえい・いみん)女流名人に向井千瑛(ちあき)四段が挑戦していた産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第22期女流名人戦三番勝負」の第2局は、謝先勝のあとを受けて10日午前10時から東京都千代田区の「日本棋院」で行われ、午後6時40分、313手までで黒番の謝が2目半勝ちした。持ち時間各3時間で残りは謝2分、向井1分。この結果、謝が2連勝で防衛を決め、3連覇を果たした。
「タイトル戦を2人で打てたらいいね」と話していた夢が現実になったこの女流名人戦。同期入段のライバル同士、普段は仲の良い二人が盤を挟んで激しい闘志をぶつけ合った。 謝の先番。下辺黒17に白18とハサんで序盤早々に戦端が開かれ、手が進むほどに戦いは激しさを増していく。右辺で黒が41とサガって白を分断すれば、白も42とコスミ出して逆に黒を裂いていく。 白50の時点では「黒の打つ手が難しい」と立会人の淡路修三九段。だが、数手進んだところでは「白の打つ手がみえない」(淡路九段)というほど、際どい競り合いが続いた。 黒63から65と頭を出し、黒67のボウシにまわっては黒に流れが向いたかに見えた。だが、その瞬間、下辺白68のツギから白72と切った手が控室のみていなかった強手だった。 白92、黒93と互いに生きて一段落。さらに左下黒95以下、両者知力の限りを尽くして戦ったが、最後は謝がこの難戦を制してシリーズの決着をつけた。 【関連記事】 ・ 慶大、囲碁で単位取得も 特別講義スタート ・ 囲碁女流名人戦第2局へ ・ 囲碁 張が棋聖位獲得でグランドスラム ・ 「うーん、わからん」小沢氏が顔赤らめ2分で退場 ・ 故・藤沢名誉棋聖の孫、史上最年少11歳でプロ棋士に ・ 20年後、日本はありますか? ・ 阿久根市長 3回連続で市議会本会議を欠席 鹿児島(毎日新聞) ・ 14〜16歳の3人死傷=車が電柱に衝突−三重(時事通信) ・ 刑訴法改正で時効撤廃 閣議決定(産経新聞) ・ <強盗>パチンコ店から2人組660万円奪う 千葉・白井(毎日新聞) ・ 「友達の口から血が流れ…」加藤被告が運転するトラックにはねられた女性、証言台へ(産経新聞)
by fsth1cxzua
| 2010-03-16 23:01
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